VLCにて全天周映画の上映をする方法
手順
- VLCを起動し、ツール>設定
- 設定の表示>すべてを選択
- ビデオから下記を設定し、保存する。
- 埋め込みビデオ→OFF
- 全画面出力→ON
- ビデオにメディアタイトルを表示→OFF
- ビデオX座標=1921、ビデオY座標=1※PCの画面解像度が1920*1200のため
投影している動画の正面を変更する方法
- ツール>エフェクトとフィルター>ビデオエフェクター>ジオメトリを選択
- 変換>180度回転
動画に音声を付ける方法
ffmpegを使用する方法【おすすめ】
- ffmpegをダウンロードする
- (推奨)ffmpegのPathを通す
- Windows Terminalやコマンドプロンプトにて下記を実行する
ffmpeg -i video.mp4 -i audio.mp3 -c:v copy -c:a aac -map 0:v:0 -map 1:a:0 output.mp4
パラメータ
- -i video.mp4: 入力動画ファイル
- -i audio.mp3: 入力音声ファイル
- -c:v copy: 動画コーデックをコピー(再エンコードしない)
- -c:a aac: 音声をAACコーデックに変換
- -map 0:v:0: 最初の入力ファイル(動画)から映像トラックを選択
- -map 1:a:0: 2番目の入力ファイル(音声)から音声トラックを選択
- output.mp4: 出力ファイル名
XMedia Recodeを使用する方法
- XMedia Recodeをダウンロードする
- ファイルを追加>該当する動画と音声を選ぶ
- 動画を選択し、形式;mp4、出力ストリーム形式「映像+音声」を選択。
- 映像タブでコピーを選択
- 音声タブでインポートを押して、音声ファイルを選択、▲を押し、出力に表示されることを確認する。
- リストに追加>エンコード
動画がカクつく時
- 30fpsにする。変換>ビデオコーデック>フレームレート
- 解像度を変更する。当館の場合は2400*2400px 変換>ビデオコーデック>解像度>フレームサイズ:幅2400*高さ2400
360度動画をドームマスターに変換する方法
ffmpegで解像度が5760×2880のエクイレクタングラー形式(360度動画)を2kドームマスター形式に変換するコマンドは下記の通り。
ffmpeg -i input.mp4 -vf v360=e:fisheye:pitch=90,scale=2048:2048 output.mp4
参考リンク
- VLCメディアプレーヤーをライブ配信の動画再生に使うための設定(Windows編)
- VLCの動画を回転させる方法を紹介!【90度回転/上下転々/保存できる?】
- 【メモ】VLCで動画ファイルのフレームレートを30fpsへ変換する
- 【Windows 10】動画の画面サイズ(解像度)を変更する5つの方法を解説!できないときの対処法も